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学習会報告「子どもたちの未来はどうなるの?」

 9月9日に開催された「安保関連法案に反対するママの会 宮城」主催の学習会

に大学教員有志の会も参加させていただきました。

 弁護士有志による寸劇や、弁護士と大学教員による講演で法案の問題点を学ぶとともに、ディスカッションではママの会代表が子を持つ親の立場から法案に対する疑問を提起し、みなで今後取り組むべき課題について議論をおこないました。

■弁護士有志による寸劇

学生と弁護士が「安倍首相」と「対決」。法案の問題点を鋭く突きつけました。

■十河弘(仙台弁護士会有志)「子どもたちの未来はどうなるか?―安保法案と安倍政治」

 仙台弁護士会の十河弘氏は、法案のこれまでの動き、問題点について解説。内閣法制局長官、NHK会長の人事等を通じて準備がされてきたことに注意を促し、「これからできること」として政治家への直接アピールと、選挙の重要性を強調されました。

■大平聡(宮城学院女子大学教授)

「戦争はどうやって学校にはいりこんできたか―戦時下学校資料の調査から」

 宮城学院女子大学の大平聡氏は、戦時下の小学校でパレードや運動会等の行事を通じて戦争への方向づけがおこなわれた歴史を紹介。「同じことが今すでに起こっていないか」「戦後、新憲法を喜びとともに受け入れた人びとがいたことを忘れてはならない」と注意を呼びかけました。

■藤野美都子(福島県立医科大学教授)

「安保法案の違憲性―平和的生存権の観点から」

 福島県立医科大学の藤野美都子氏は、憲法学の立場から法案の違憲性をあらためて解説。抑止力論による軍拡競争を懸念し、武力による平和ではない、積極的平和の構築の必要性と、日本国憲法が持っている手がかりについて訴えました。

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