学術シンポジウムin東北大学「立憲主義と民主主義―「安保法制」以後」
学術シンポジウムin東北大学
立憲主義と民主主義―「安保法制」以後―
趣旨: 昨年の夏から秋にかけて、立憲主義や民主主義の問題が大きくクローズアップされました。いうまでもなく「安全保障関連法案」の閣議決定、国会審議があったからです。同法案は、「成立」し、去る4月29日には「施行」となりました。しかし、あのとき議論された問題は、解決をみたわけではありません。一方、国会前のデモに象徴されるように、日本社会に新しい動きが起こったという指摘もあります。このシンポジウムでは、憲法学と社会倫理学からの問題提起を受けて、「安保法制」以後における立憲主義と民主主義について考えてみたいと思います。
報告1:
糠塚康江氏(東北大学大学院法学研究科教授、憲法学)
「生活保守と現状変革をつなぐ―インフラとしての《憲法》を考える―」
報告2:
川本隆史氏(国際基督教大学教授、東北大学・東京大学名誉教授、社会倫理学)
「民主主義・安全保障・脱集計化――〈希望を、取り戻す〉ために」
討論
■日時:2016年5月17日(火)18時~20時(開場17時40分)
■場所:東北大学川内南キャンパス 経済学部第2講義室(文科系総合講義棟)
主催:安全保障関連法に反対する東北大学教職員の会
共催:東北大学九条の会、SEALDs TOHOKU
連絡先:tohoku.univ.anpohantai@gmail.com
入場無料・事前申込不要、一般市民歓迎